top of page
記事
手取り20万円の月収と、14万円の現実
「自分の月収が手取り20万円で、親の施設代が14万円って…生活できるのか?」 私が一人の介護職員として働いていた時の疑問だ。 14万円。 福岡市内でも平均的な施設の利用料だが、一般的な家庭にとっては、 月収の半分以上を占める大きな出費 になる。 いくら大切な親のためとはいえ、それを“毎月ずっと”払い続けるのは、誰にとっても簡単なことではない。 「あったかいご」の原点は、ここにある 実は、あったかいごのスタート地点も、まさにこの“素朴で切実な疑問”だった。 誰もが、無理せず使える介護施設をつくりたい。 介護が「お金に余裕がある人だけの選択肢」にならないようにしたい。 それが、あったかいごの原点だった。 なぜ、低価格で運営できるのか? その理由はシンプル。 建物にかける費用を徹底的に抑え、無駄なコストをそぎ落としているから である。 ・小規模で効率的な設計 ・内装や設備も「必要十分」にとどめ、見栄えより“使いやすさ”と“安全性”を重視 ・スタッフの動線や働きやすさにも配慮し、少人数でも無理なく運営できる体制を整えている つまり、「豪華さ」よりも「続け
Ume
2025年7月5日
パンツとエプロンと私(私の介護道)
介護職時代の“若気の至り”というものは、誰にでもある。 だが、私のそれは、少々──いや、だいぶ度が過ぎていた。 20年前の当時、私は新人介護職員として、全身全霊で仕事に打ち込んでいた。 特に入浴介助には魂を燃やしていた。「ご利用者様の命の洗濯だ!」とばかりに、まるで戦場に赴く兵士のごとく、浴室に突入。 文字通り「汗水垂らして」である。 そんなある夏の日のこと。 いつものようにバタバタと準備をしていた私は、大切な“ある物”を忘れていた。 そう─着替え(入浴着)だ。 気づいたときにはすでに遅く、入浴介助の時間は刻一刻と迫っていた。 「いや、でも着替えがない。どうする?戻るか?……いや、間に合わない!」 そのときの私は、真剣そのものだった。いや、愚直そのものだった。 結果、私はこう判断した。 「パンツ一丁にエプロンがあるじゃないか。むしろ涼しい。機能的。うん、いける!!」 ……いや、いけなかった。 が、その日の私は、パンツ一丁にエプロンという、完全に“お縄”スタイルで、堂々と浴室に登場したのだ。 勿論、当時の私は真剣そのもので、「○○さん、かけ湯します
Ume
2025年6月25日
あったかいご管理職の成長期
この一年、あったかいごには本当に多くの変化があった。 新しい施設が増え、新しい仲間が増え、私の筋肉も増え(これが一番の成長かもしれないが、余談だ)、中でも一番驚いているのは『管理職の成長』である。 1年前は管理職たちにとって、「自責性」や「当事者意識」、ましてや「心理的安全性」は遠い外国の言葉のようなものだった。問題が起きれば、「天気が悪かったから」「星座占いが最下位だったから」と謎の責任転嫁が日常茶飯事だった(笑)。 だが、この一年で彼らは大きく変わった。 トラブルが起きた際に、胸を張って「これは自分たちの責任だ!」と言えるようになったのだ。まるでヒーロー映画の主人公のような潔さだ。 さらに驚いたのは、「この問題を組織としてどう解決するか?」という視点で話し合えるようになったことだ。介護施設で管理職たちが『組織』という視点を持って議論する姿を見るとは、私自身想像もしていなかった。 彼らの視点は、少しずつではあるが、いつしか経営者のそれに近づきつつあるのだ。 職員とのコミュニケーションも劇的に変化した。 管理職が自らの責任を素直に認め、オープンに
Ume
2025年6月9日
筋肉も、組織も、育てるには時間がかかる
こんにちは、社長の梅野です。 突然ですが、最近よく言われる 「また施設増やすんですか!?」「攻めてますね!」って。 いやいや、攻めてるのは 夜な夜なの筋トレとプロテイン だけ。 とはいえ、実際…はい、『また施設、増やします。』しかも、 次々と。 (恋人は増えてませんが) 施設は作れても、チームは育たないと始まらない。 新しい施設を作るのは、正直ワクワクしかない。 だが、**一番大事なのは『誰がその場を動かすか』だと思っている。 立派な施設があっても、それを動かすリーダーが育ってなかったら、ゲームオーバー。 “人”こそ、最大の運営資源だ。 だから、今、管理職育成にフルコミット中。 ということで、 ✅ マネジメントの基本から学ぶ研修 ✅ 現場課題を構造的に整理する力 ✅ チームを“楽しく”動かす技術 ✅ メンタルとマインドセットの筋トレ(!) …などなど、法人全体で管理職育成にガッツリ取り組んでいる。 新しい施設と、新しい未来のために。 職員が活躍できる場所が増え、 利用者との新しい出会いがあり、 そして、今の管理職が**“育成する立場”になってきて
Ume
2025年6月6日
ビッグスクーターとファミレス採用——ゼロからの挑戦
ビッグスクーターを相棒に、今日も街を駆け抜ける。オフィスなんてものはない。採用面接の会場は、どこにでもあるファミレス。スーツ?そんなものはクローゼットの片隅にも見当たらない。銀行や近隣の施設を訪ねても、「はいはい、頑張ってね」と、まるで子どもが無謀な夢を語っているかのような対応をされる。 それでも私は、施設をオープンさせた。大した資本も、派手な後ろ盾もない。ただ、やるしかないという意地だけで。そして、オープン後は近隣施設へ挨拶回り。見知らぬ世界に飛び込んだ新人が、一つひとつ頭を下げていく。 そんな中、ある施設長の言葉が突き刺さった。 「おこぼれでも頂戴しにきたんですか?」 ……ん?一瞬、何を言われたのか理解できず、条件反射でニッコリ笑ってしまった。しかし、数秒後、脳内でその言葉が再生され、じわじわと込み上げるものがあった。ああ、こういうのが世の中ってやつか。 でも、振り返れば、悔しさや憤りばかりのあの時期こそ、私の原点だったのかもしれない。何も持たずに飛び込んだ世界で、どれだけ笑われようとも、諦めなかった。それは、今の自分を支える誇りになっている
Ume
2025年3月16日
介護職員等特定処遇改善加算
にかかる情報公開
(見える化要件)
bottom of page


