手取り20万円の月収と、14万円の現実
- Ume
- 7 日前
- 読了時間: 2分
「自分の月収が手取り20万円で、親の施設代が14万円って…生活できるのか?」
私が一人の介護職員として働いていた時の疑問だ。
14万円。
福岡市内でも平均的な施設の利用料だが、一般的な家庭にとっては、月収の半分以上を占める大きな出費になる。
いくら大切な親のためとはいえ、それを“毎月ずっと”払い続けるのは、誰にとっても簡単なことではない。
「あったかいご」の原点は、ここにある
実は、あったかいごのスタート地点も、まさにこの“素朴で切実な疑問”だった。
誰もが、無理せず使える介護施設をつくりたい。
介護が「お金に余裕がある人だけの選択肢」にならないようにしたい。
それが、あったかいごの原点だった。
なぜ、低価格で運営できるのか?
その理由はシンプル。
建物にかける費用を徹底的に抑え、無駄なコストをそぎ落としているからである。
・小規模で効率的な設計
・内装や設備も「必要十分」にとどめ、見栄えより“使いやすさ”と“安全性”を重視
・スタッフの動線や働きやすさにも配慮し、少人数でも無理なく運営できる体制を整えている
つまり、「豪華さ」よりも「続けやすさ」に投資している。
だからこそ、月額利用料9万9千円という価格でサービスを提供できているのだ。
社会保障制度が限界に近づいている今
年金も医療も介護も、制度そのものが厳しい状況にある。
物価は上がるのに給料は増えず、中間層が減っている今、
「介護の選択肢が少ない」という状況は、ますます深刻になっている。
でも、そんな時代だからこそ、
「できることを全部やって、使いやすい介護をつくる」
それが、私たち民間の使命だと思っている。
私は昔、現場でパンツ一丁にエプロンという“攻めすぎたスタイル”で叱られた男である。
そんな私が今、価格と戦っている。
でも戦い方は、あの頃よりちょっとだけマシになったと思いたい。
今日もまた、“あったかくて、ちょうどいい介護”を目指して。
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