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リスクと決断 〜経営者のボス戦は続く〜

  • Ume
  • 3月3日
  • 読了時間: 2分

 ビジネスにおいて決断は避けて通れない。そして成功を左右するのは「良い決断」ではなく、「決断できるかどうか」だ。


 とはいえ、起業当初のように、勢いだけでは動けない。特に最近は「リスクのある決断」を前に、攻めるべきか、慎重にいくべきかで揺れている。まるでゲームのボス戦だ。セーブポイントなし、一発勝負。負けたらリセットは効かない。慎重にならざるを得ないのも無理はない。


 起業当初は、持たざる者だった。失うものがないからこそ、決断もシンプルだった。だが今は違う。気がつけば有料老人ホームを3つ、訪問介護事業所を3つ、訪問看護事業所を1つ運営し、職員も100名を超えた。守るべきものが増えれば増えるほど、「この決断は正しいのか?」と自問することが多くなった。


 最近、職員にこう言われた。「起業が成長するには、必ず痛みが伴うものです。でも、その痛みに耐え、それを乗り越えた先に、本当の意味での成功があるんじゃないですか?」

 ごもっともである。理屈では理解しているが、実践するとなると別の話だ。けれど、私も、会社も成長するには、きっと今が正念場なのだろう。


 リスクを恐れるようになったのは、ある意味で成長の証なのかもしれない。しかし、慎重になりすぎて動けなくなるのは、本末転倒だ。そんな時、「社長、この視点から物を見てみましょう」と声を掛けてくれる職員たちの存在が心強い。



 リスクを恐れず、決断できる社長でありたい。ボス戦も、腹をくくって戦えば、意外と攻略の糸口が見つかるものだ。


株式会社あったかいご

福岡県訪問介護

福岡県訪問看護

福岡県有料老人ホーム

 
 
 

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