top of page
  • alt.text.label.Instagram

〜社長目線で分析「クセ強上司」図鑑〜

Ume

会社経営をしていると、「人材は会社の資産だ」と実感する場面が多い。だが、それと同時に「この上司、大丈夫か?」と頭を抱えたくなる瞬間も少なくない。特に、古い体質の企業では、「上司になるべくしてなった人」より「なんとなく上に立ってしまった人」の割合が高い。


「この業界はこういうものだから」 という謎の理屈を持ち出し、昭和スタイルを継承している上司もいれば、「自由にやっていいよ!」と言いつつ責任は絶対に取らない上司」 もいる。


そこで今回は、職場に潜む「クセ強上司」たちを分類し、社長目線で攻略法を考えてみた。


 感情ジェットコースター型


特徴:機嫌次第で指示が180度変わる

口癖:「いや、昨日はそう言ったかもしれないけど、今日は違う」

部下の心境:「俺たちは今日という日の天気予報を読むべきなのか?」


このタイプの上司は、日によって言うことが変わる。昨日までの計画を「やっぱりこっちの方がいいと思うんだよね」と言ってひっくり返し、社員が混乱するのを楽しんでいるのではないかと疑いたくなる。


こういう上司に当たると、部下は朝礼で上司の表情を見て、その日の社内情勢を分析するスキルを身につけざるを得ない。


◾️攻略法

「確認を重ねる」ことで指示のブレを最小限にする

 例:「この方針で確定ですね?変更の可能性はありますか?」




 すべて丸投げ型


特徴:「どうするかは任せるよ」と言いながら、責任は絶対に取らない

口癖:「好きにやっていいよ!」

部下の心境:「つまり俺が好きにやって、失敗したら俺のせいってことですね?」


部下に「裁量権を与えている」と言いつつ、実際はただ考えるのが面倒なだけ。いざ問題が発生すると、「いや、これは君が決めたことだからね」と華麗に責任を回避する。


このタイプの上司は、「意思決定とは何か?」を考える気すらないので、基本的に放置されるか、逆に何をやってもダメ出しされるかの二択になる。


◾️攻略法:

「選択肢を提示し、承認を取る」ことで責任の所在を明確にする

 例:「A・B・Cの選択肢がありますが、どれを選びますか?」




 マイクロマネジメント型


特徴:部下のエクセルのフォントサイズまで指摘するレベルで細かい

口癖:「俺がやったほうが早いんだけどね」

部下の心境:「では、どうぞおやりください(心の声)」


「管理職とは、細かいところまで指摘すること」と思い込んでいるタイプ。「何をするか」より「どうやるか」に異常なこだわりを持ち、部下の効率を殺しにかかる。


結果的に、「部下の仕事を管理する」というより「部下の仕事を全て自分の手元に戻してしまう」ことが多い。


◾️攻略法

「成果ベースの報告」に切り替え、細かい口出しを防ぐ

 例:「この業務、◯日までに終わらせるので、詳細はお任せいただけますか?」




 俺が法律型


特徴:「会社のルール=俺が決める」が信条

口癖:「業界の常識だから」「俺の若い頃はこうだった」

部下の心境:「法改正って知ってますか?」


法律よりも「会社の文化」や「自分の経験」が絶対に正しいと信じて疑わないタイプ。労務管理に関する話をすると「そんな細かいこと気にしてたら仕事にならん!」と言い出す。


こういう上司に限って、「コンプライアンス研修」とかにやたら出席するが、実際には「研修は研修、現場は現場」と勝手な解釈をしていることが多い。


◾️ 攻略法

「法的根拠」を示し、感情論で押し切られないようにする

 例:「◯◯法の規定では、こうなっているので、この対応が必要です」




 仕事=根性論型


特徴:「とにかく働けば成果が出る」と思っている

口癖:「昔の人は休みなんてなかったぞ!」

部下の心境:「それ、ブラック時代の話ですよね?」


「とにかく遅くまで働くのが正義」という考えが染みついているタイプ。定時で帰ると 「お、今日は早いね?(嫌味)」 と言われるが、効率化して早く終わらせたことには一切触れない。


このタイプの上司は、部下がテクノロジーを駆使して業務を効率化しようとしても、「そんな楽をしているようじゃ成長しないぞ」と言い出すので、もはや手の施しようがない。


◾️攻略法

「生産性のデータ」を示し、労働時間=成果ではないことを理解させる

 例:「実際に残業が減ったチームの方が、業績が向上したデータがあります」




あなたの上司はどのタイプだろうか?


会社にいる「クセ強上司」には、だいたい以下の5パターンが存在する。


感情ジェットコースター型 → 気分次第で方針が変わる

すべて丸投げ型 → 責任は取らない

マイクロマネジメント型 → 管理しすぎて部下が動けない

俺が法律型 → 会社ルールが法律より上

仕事=根性論型 → 長時間労働こそが正義


もし、自分の上司がこのどれかに当てはまるなら、「まともに戦うより、対処法を考える方がラク」 である。仕事は「何をするか」も大事だが「誰と働くか」 も同じくらい重要だ。


さて、あなたの上司はどのタイプだろうか?


このどれかにあてはまらない事を願う。



株式会社あったかいご

福岡県有料老人ホーム

福岡県訪問介護

福岡県訪問看護


最新記事

すべて表示

ビッグスクーターとファミレス採用——ゼロからの挑戦

ビッグスクーターを相棒に、今日も街を駆け抜ける。オフィスなんてものはない。採用面接の会場は、どこにでもあるファミレス。スーツ?そんなものはクローゼットの片隅にも見当たらない。銀行や近隣の施設を訪ねても、「はいはい、頑張ってね」と、まるで子どもが無謀な夢を語っているかのような...

評価される人、されない人。その違いを決めるたった一つのこと

起業して6年。職員も100名を超え、多くの人材を見てきた。 その中で、 「評価される人」 と 「評価されない人」 の違いは、たった一つしかない という確信を得た。 今回は、特に 「評価されない人」の特徴 について話そう。 「評価されない人」の共通点 これまで出会ってきた...

リスクと決断 〜経営者のボス戦は続く〜

ビジネスにおいて決断は避けて通れない。そして成功を左右するのは「良い決断」ではなく、「決断できるかどうか」だ。  とはいえ、起業当初のように、勢いだけでは動けない。特に最近は「リスクのある決断」を前に、攻めるべきか、慎重にいくべきかで揺れている。まるでゲームのボス戦だ。セー...

Comentários


介護職員等特定処遇改善加算

にかかる情報公開

(見える化要件)

©2024 あったかいご。Wix.com で作成されました。

bottom of page